セキュリティ通信 第0号
~ SNSを利用しているすべての方へ ~

こんにちは、あなたはSNSを利用されていますか?
一時期LINEを不正に乗っ取ってオンラインギフトカードをによる送金を要求する手口が流行しました。
ご自身に怪しいLINEが届いた経験のある方もいらっしゃるかも知れません。こうした犯罪はすぐ身近で起こっています。

『乗っ取りとは』
まず乗っ取りとはどういう状態であるか、改めて考えてみましょう。
SNSやWebサービスなどを新たに使用する際、新規アカウントの作成が求められます。
メールアドレスや氏名、電話番号などの個人情報を登録し、ログインのためのIDとパスワード の設定をします。このように設定したIDやパスワードを第三者が詐取するなどして 本人になりすますのがアカウントの乗っ取りです。 金融サービスでアカウントが乗っ取られた場合、ユーザーが意図していない不正な取引で損害を被る。
あるいはSNSの場合だと、知人などに対して、不正なメッセージを送り付ける、といったことが生じ得る。
ユーザー本人になりすまして、他者への詐欺を試みるような場合もあります。
『乗っ取りの手口』 大阪府警は、典型的なSNS乗っ取りの手順を公開しています。

1)犯人は、あなたの知人などを装い、あなたの携帯電話番号を聞き出します
2)あなたは、知人だと思い込んで、安易に携帯電話番号を教えてしまいます
3)犯人は、聞き出した携帯電話の番号でSNSにログインします
4)あなたがいつも使っているスマホ、タブレットとは異なる端末からのログインと判断し、SNS運営者は、本人確認としてあなたの端末にショートメールで認証番号を送ります
5)犯人は再度連絡し、あなたに送付された認証番号を聞き出そうとします(この方法が巧みだと信じてしまいます)
6)あなたは相手を知人だと思い込んでいるため、言われるまま認証番号を教えてしまいます
7)犯人はあなたになりすまして、ログインしてあなたのアカウトを乗っ取ります

SNSをソーシャルログインとして利用しているユーザーが乗っ取られてしまった場合
影響はより広範囲に深刻に及ぶことになります。
あらゆるサービスを悪用されてしまうことになるからです。


※ 今回はキヤノンMJが運営するサイバーセキュリティ情報局 の情報を元にまとめてみました。